緊急事態宣言下の霞が関は人気が無く閑散としていた。 しかし、地下鉄は、座れるほどすいてはいるが、通常どおり営業していて、 面接も予定通り実施された。 もちろん中央省庁に入るには、守衛に面接に来た事情を話した上で入館すると いう、これはいつもの…
退職した年の9月一旦、就職活動はその方法において限界を迎え、中断する。 ありがちな事だけれど、リタイア後の再就職はその人毎に異なる理想と、世間ほぼ 共通の現実の間で揺れ動く。 9月までの終活は、理想のまま突っ走ったと考えていた。 同じ業界の中か…
今回は、今まで述べてきた1年以上にわたる調査・研究の成果まではいかないが 中間のまとめを掲載したい。 今後はいったん整理したこの構成の中で足りないところを広げ、また深めていく 指針にしたい。 日本経済の停滞とIT化の遅れについて 2021.1.11 1.…
図書館で読み進んだ多くの本。 関連がなさそうでありそうな記憶を書き残した読書メモから読み解く。 まとめるにあたってまず全体の構成を考える。 まず、(1)現状把握がきて(2)次に分析する。いいかえれば現状がどうして こうなったかの原因を探る。さ…
日本におけるITの軽視が、日本の衰退につながった。 この事を確認するがために図書館に通い、関係ある本を読み漁る事を始めた。 まず、日本社会の衰退に関する最新の著作を探した。 これは、新しいものでなくてはならないので、図書館ではなく、本屋で探し…
11月のテーマは、「趣味」として書き始めたが、趣味を語れるほど深入りした事は ない。 しかしリタイア後の生活の目標と軸として、出版があり、その背景には、調べる事が 好きだという事があった。 いままで何となく気になっていた事をリタイアを機に、深…
退職後の1年を振り返り12カ月の月ごとにそれぞれテーマをつけてリタイア生活のあれこれをまとめています。 今回は、振り返りではなくリアルタイムの今を書いてみたいと思います。 世の中はコロナ第3波で緊急事態宣言が再び出るかという初詣にも行きにくい…
リタイアしてから趣味を探す人がいる。 自分の趣味って何だろうと考えた。 高校生の時は、天体観測や気象などのクラブ活動で、山に登ったり写真を撮ったり していた。 軽登山であるが、そこそこ楽しく大学、社会人になった20代までは、夏休みなどで 定期的…
最初は、長年の仕事から解放された感もあり、心も少し軽やかだったが それもあまり長くは続かなかった。 それ程、仕事人間では無かったのに、自由になったのに、なぜか自分が糸の切れた たこのようにただ家の周りを漂っているように感じられる。 散歩してい…
65歳で退職して1年半が過ぎた。 退職後の1年を振り返って、様々なトピックを12カ月の内、最も関連する月に それぞれ割り振りテーマとして順番にまとめてみた。 今回は9月、この月に一つのピークだった就職活動について、まとめてみようと 思う。 ただ…
著者名はなかなか決まらずしばらく空欄にしていたけれど、もう決めなければいけない 限度に来ていた。 最初から本名は使わないつもりだった。 実際の話なので、徹底的に、個人情報はふせたかった。 でも、何も根拠のない名前も考えにくいので、本作の内容に…
原稿の校正が上がってきた。 至る所に、赤が入っていたが、誤字脱字などケアレスミスで根本的な修正は あまりなかった。 ただ、文章の言い回しなど微妙な変更が提案されていて、読みやすくなっていた。 さすがプロの仕事、自分に無いセンスと、おびただしい…
編集 契約後、出版社からはしばらく連絡がありませんでした。 編集者との接点や、本を作り上げていくプロセスも楽しみにしていたのに、だんだん この企画に不安がつのっていきました。 しばらくして、電話がかかってきました。 編集の方が、体調を崩してしま…
65歳で退職し、さて何をしようかと、1年間漂った男の記録を書いています。 1年間の月ごとにメイントピックを決め、そのテーマに沿って前後の月も含めて 経緯を記しています。 8月のメイントピックは「出版」という事で、その始まりから書いていましたが…
4月に出版社からの文庫本の提案も断った後、本を出す事の難しさを十分わかった上で 最後に確かめる意味合いも込めて別の出版社にアプローチする事にした。 ただ、これについては、今までの原稿のままで良いか、再度検討しなおす事にした。 自分としては、も…
退職する2カ月ほど前だったか、コンテストで落選した出版社から電話がありました。 「選には漏れたけど、内容は面白いので、出版の道を探りませんか」 話を聞いて少し舞い上がりました。 人に褒められることはこんなにもうれしい事なんだ。 人間は承認欲求…
8月のメイントピックは「出版」です。 これは退職後の1年の中で、心の中では大きなウェイトを占めています。 とは言え、自費出版のような形で、ごくわずかの部数を印刷したに過ぎません。 でも、形に残るものだし、何か落ち着かない心の置き場所の無い老後…
遅くに帰宅し、朝早く出勤する毎日でした。 土日には家族と接する事はありますが、これが今、毎日、朝から晩まで家にいる。 今までは時間がなくて話さなかったような事も、話す機会が増えお互いの絆は 深まるのか? 家族との距離をどうとらえるか、人により…
散歩を最大の健康管理のツールと位置付け毎日8000歩を続ける事にしました。 1年と3か月たった今でも、この習慣は毎日続いています。 在職中は、通勤途上だったので続ける事は容易かったのですが、はたして近場で 飽きずに継続する事ができるのか? ま…
家計・年金での項目を調べ、やはり70歳までは、働こうと思った私でした。 その前提にあるのが、健康です。 幸い、これまで大きな病気をした事もなく、入院の経験もほとんどない私ですが 目に見えない心配はありました。 一つは脳動脈瘤、もう一つは大腸ポ…
通常収支 普段、それ程贅沢をしていないつもりだったので、項目別にいくらまで 減らせるか話し合った時、それぞれ大きく減らす事は難しい事でした。 しかし、70歳までの5年間は何とか減らす事にしました。 それでも、最低の支出からははるかに遠く、これ…
支出の変化 収入が減ったからと言って支出は大きく変わりません。 これは、事前にわかっていたことだし、1年たって実感しています。 昨年、市役所の主催する老後セミナーに行ってきました。 そこで、平均的な支出額が示されていました。 夫婦二人での最低日…
年金はいくらもらえるか。今回は退職後の収入についてまとめてみます。 年金の種類ごとに年収をまとめてみます。 私個人の金額は、多くもなくすくなくもなく平均かと思いますが、 なるべく客観的な平均金額を、私の事例に即して集めてみました。 個人的な経…
退職後の収入は年金が中心です。というか再就職できなければ唯一の収入です。 65歳で退職する方は、すでに厚生年金については支給開始されています。 減額調整されているとは言え、今までは給与と年金の収入があった訳ですから 予想を超えた収入減を感じま…
退職後は、毎月あった給与振込が無くなります。 この当たり前の事を改めて実感する事になります。 19年3月末をもって退職したので、4月に、日割りでの最後の給与が 振り込まれました。 今までは、退職した場合は、失業給付が受けられました。 この為には…
時間の使い方 メモを振り返ると、1か月後の5月には、愚痴とともに、生活時間の変化について 書かれていました。 退職前と、退職後2月たった5月末時点での、1日の中の時間の配分を円グラフで 比較しています。 一番大きな変化は、睡眠時間です。 在職中は、…
「退職後をどう過ごすか」は本来、仕事を辞める前に考えておくべき事でした。 ただ、私の場合、やり残した事があり、退職ぎりぎりまでその仕事に かかりっきりで、有給休暇も使い切らずに、最後の日を迎えました。 その日も、身の回りの机の整理、倉庫に残し…
退職後の生活を綴るつもりのこのブログですが、自らの経験から 今、書ける事を番外編としてはみ出して書いてみたい事があります。 ITに関わる立場から、テレワークを検討したり、授業の映像配信に 立ち会ったりしてきました。 結果としてなかなか進まなか…
退職後1年間を振り返ってみると、何もまとまった事はできていないと思う。 アヒルの水かきではないけれど、頭の中でもがいていたような気もするけれど それなりに、その時その時のテーマのようなものに真剣には向かい合ってきた つもりで、決して「毎日が日…
65歳で退職し、1年が経ちました。 本当は退職直後からリアルタイムで書いても良かったけれど、 1年たったからこそ、思いが整理され熟成された面もあります。 世の中は、コロナウィルス一色で、パニック状態です。 こういう時だからこそ自分を、過去1年…