家計・年金(5月)-4

支出の変化

収入が減ったからと言って支出は大きく変わりません。

これは、事前にわかっていたことだし、1年たって実感しています。

昨年、市役所の主催する老後セミナーに行ってきました。

そこで、平均的な支出額が示されていました。

夫婦二人での最低日常生活費は 22万円/月

     ゆとりある生活費は 35万円/月 だそうです。

これを年に換算すると それぞれ 22万 × 12 = 264万円

                35万 × 12 = 420万円

年金だけだと、最低必要な生活費はぎりぎりで維持できそうです。

しかし、ゆとりある生活には、年間160万たりません。

それでは、最低の日常生活とはどんなものでしょうか。

平均値を実感するのは難しいので、私は今までの生活費と比較する事にしました。

私は、退職前にも、家計簿までは無理でも、ざっくり通帳を見て

毎月EXCELに記録していました。

それは、やはり多きく年収を減らした時期があったからです。

最初は、50過ぎに前の会社を早期退職し転職した時、

次に転職先で60歳定年で、嘱託再雇用になった時です。

年収の変化ははっきりわかりますので、今回と同じように、支出をどこまで

切り詰めれば良いかプランをたてました。

通帳からは、食費、交際費などとわけるのは面倒なので、ほとんどを引き落とし

にして、その項目別に機械的に毎月記録していました。

例えばスーパーの買い物も全てクレジットカードにしていたので

クレジットで、いくら引き出しがいくらと分かるようになっていました。

通帳も、ネットバンキングなので、毎月ダウンロードして、決まった項目に

コピーしていくだけなのでさほど手間はかかりません。

そうして過去1年分の支出は、時系列、毎月平均まで出す事ができます。

過去5年の嘱託賃金+減額調整された年金で、収支ぎりぎりです。

それぞれの項目ごとに、毎月の金額をいくら減らせばよいかを夫婦で話しあい

とりあえず65歳から70歳までは、先ほどいいました貯蓄の取り崩し的な

支給を加えて何とかやっていけそうだとわかりました。

ただ70歳からは、そのまま同じように減額してやっていけるかは

わかりません。

そのためには、いまから再就職して70歳以降も務められる先を探すか

貯蓄をするしかありません。

ちなみに、私の小遣いは40歳台には5万程度、60歳台では3万だったのが

今回の退職で1万円になりました。

 

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支出を計画する