退職後の生活設計-2(4月)
時間の使い方
メモを振り返ると、1か月後の5月には、愚痴とともに、生活時間の変化について
書かれていました。
退職前と、退職後2月たった5月末時点での、1日の中の時間の配分を円グラフで
比較しています。
一番大きな変化は、睡眠時間です。
在職中は、勤務先が遠く2時間半かけて通っていました。
朝は、6時前に起きて夜帰ってくると9時前後、それから夕食を食べ、風呂に
入り少しニュースなどを見て12時前に床につく。
そんな毎日の繰り返しで、自宅での睡眠時間は、6時間ぎりぎり、とにかく眠かった。
それが、7時起きの12時就寝で7時間しっかり睡眠、起きる時間は8時近く
なる事もあり、実質8時間近いかもしれません。
食事などの生活時間も、増えてゆったりと過ごす事ができています。
朝食等出勤までの時間は1時間から、今はTVを見ながら3時間程度、
帰宅してから夕食をとり、風呂に入り寝るまでが、3時間から、今では4~5時間。
通勤時間は、往復で5時間ですが、駅から職場まで30分歩き往復で1時間は
必ず歩いていました。
健康のため、散歩の時間を1時間程度は確保する事にしました。
ほとんど無くなっていた読書の時間も、毎日1時間程度とれました。
仕事の時間は、ほぼ7時間半残業はほとんどありませんでしたが、通勤が無くなった
ので、毎日5時間程度の空き時間ができます。これを何か有意義な活動時間に
しようと思っていました。
しかし、19年5月退職2か月目では、ほとんどが身の回りの片付けに使い
なにか充実した感覚はありませんでした。
上の円グラフは、24時間の使い方の変化を表していますが、退職後ほぼ1年後
の2020年6月の1日です。
基本的には、この1年で大きな変化はありません。
散歩の時間が、1~2時間だったものが、途中で図書館に通うようになり
図書館にいる時間を含めて3~4時間になりました。
現在は、コロナで図書館に行けなくなり、それでも2~3時間散歩しています。
1日5時間の「活動時間」があるのに、1年かけても大した事はできず
片付かないものは片付かないままで1年放置されていた事です。
大きな要因は、この散歩時間と新聞を念入りに読むようになりこれが2時間程
かかっています。
生活に軸を作る事は、大きく崩れるのを防ぐ意味はあったのですが、あまり
固定的に考えると、例えばある時は、何かに熱中して集中的に時間を使うなどの
柔軟な対処を妨げる事もあるんだと1年たって考えさせられました。