番外編(2021/1)リアルな今

 退職後の1年を振り返り12カ月の月ごとにそれぞれテーマをつけてリタイア生活のあれこれをまとめています。

今回は、振り返りではなくリアルタイムの今を書いてみたいと思います。

世の中はコロナ第3波で緊急事態宣言が再び出るかという初詣にも行きにくい正月三が日です。

定年後の再就職も一つのテーマとして取り上げていますが、実は11月から働いています。

しかもフルタイム、但し4カ月の短期勤務、いいのか悪いのか判断は分かれるけれど

少し退屈な毎日に区切りをつける事はできている。

おかげでこのブログももう3カ月ほどお休みしていた。

ブログと言っても、各テーマについては、少しばかり内容を持たせるために、構成を考え、ネタを整理し、少しばかり熟成させているので時間がかかる。

そこで今回は、あまり時間をかけずに、かつリアルな気持ちを表現するため、このアルバイトについてどんな気持ちでやっているか書いてみたい。

実は66歳という事もあり、またコロナ禍でもあり、いくつかの就職チャレンジは今までうまくいっていない。(詳しくは、番外編ではなく、求職をテーマにした月で紹介)

短期でもなにもせず毎日を過ごすより良いかと応募した。

これをきっかけに似た仕事に繋がる事もあるし、仕事を通じて今の世の中が垣間見える事にも興味があった。

公務系で、今だけの臨時の業務だけど思い切り事務の仕事ではある。

また、このコロナ禍に通勤電車に長い時間、揺られて都心に通っている。

もちろんみんなマスクをしている事と意外とすいている事を実感した。

リタイア後は、散歩で駅周辺に近づいても、電車に乗る事は少なく、勤めに向かう人々とは別の世界に取り残された感じがしていたが、今はその人たちの中に戻っている。

定期を持つことが妙にうれしい。

都会に毎日出かける事も、すごく新鮮だ。

自分が通っていた町とは、また違うあまりなじみのない街で、毎日昼をどこで食べようか昼休みはどこまで足を延ばそうかかんがえるのも楽しい。

朝は今まで毎日8000歩歩いていた習慣もあり、人駅手前で降りて30分近く歩く。

帰りも元気があれば同じようにあるく。

まるで遊んでいるようだが、実は仕事もしっかりこなしている。

朝から、定時までほとんどわき目も振らず今までなかったぐらいの集中度で仕事に向かっている。

働き始めた頃は、脳が急に活性化したように感じた。

基本的に書類を見て、内容を確認し、EXCELやWordを打ち込みメールのやり取りを

繰り返す定型的な作業だ。

ITコンサルなど目指していた仕事とは程遠いが、土地勘はある仕事なのでそれ程

おじけづく事なく毎日をこなしている。

ただ、視力、知力?は衰えていて事務処理スピードは、周りに比べれば見劣りする。

しかしあまり気にしていない。4カ月の仕事だ。