家計・年金(5月)-2
退職後の収入は年金が中心です。というか再就職できなければ唯一の収入です。
65歳で退職する方は、すでに厚生年金については支給開始されています。
減額調整されているとは言え、今までは給与と年金の収入があった訳ですから
予想を超えた収入減を感じます。
年金と一言で言いますが、実際にはいくつかに分かれます。
一般に言う「厚生年金」=(企業に勤務して報酬に応じて支払われる)と
「基礎年金」=(国から支払われる一律金額の年金)です。
私の場合は、企業から大学職員に転職しているので、これに「私学共済」が
加わります。(この他、公務員共済)などもあります。
「厚生年金」は、以前は60歳から支給されましたが、少しづつ後ろにずらされて
最終的には65歳支給開始になります。(もうなっているかも)
私の場合は、62歳から支給されましたが、働いていれば収入に応じて減額されます。
「基礎年金」は全国民が、同じ額を65歳からもらえます。(一律78万円)
奥さんが同い年なら、同額もらえますが、私は妻と5歳離れているので
一人分です。
これらの手続きが4月以降に、郵送で送られてくる書類を、それぞれ記入して返送
することによって、確定し、支給が開始されます。
まずそれまで勤務していた大学の「私学共済」は、勤務先で退職前にある程度の
手続きはすませており、基本的には総務から連絡してくれています。
今まで給与がある事で減額調整されていた年金支給も自動的に満額支給になります。
手続きとしてはまず国の基礎年金正しくは「老齢基礎年金」を郵送にて手続きし
「年金証書」が送られてきます。
最後に残ったのが、以前に退職していた企業勤務分の「厚生年金」ですが、年金証書
を国からもらった後、「企業年金連合会」に「支給停止事由消滅届」を送付して
今まで減額支給されていたものを全額支給に変えてもらいます。
これだけの面倒な手続きをすませて年金支給が確定し、支給に繋がるのですが
その収入はどの程度か、収入金額面を次回まとめてみます。