家計・年金(5月)-3

年金はいくらもらえるか。今回は退職後の収入についてまとめてみます。

年金の種類ごとに年収をまとめてみます。

私個人の金額は、多くもなくすくなくもなく平均かと思いますが、

なるべく客観的な平均金額を、私の事例に即して集めてみました。

個人的な経験値と照らし合わせて大きく乖離している数字ではありません。

・基礎年金   約  74万円/年(国民一律;夫65歳)

        約  74万円/年(国民一律;妻65歳)

・厚生年金   約120万円/年(厚労省の標準的なモデル世帯)

・合計(年)  約268万円/年(夫40年勤続、妻専業主婦)

私と、この平均的サラリーマンの想定と違う点があります。

誰もが、平均的な想定とは異なる面があるので、そこは留意が必要です。

・妻との年齢差

 私と妻は5つ違いなので、上記の要に 夫婦ともに、基礎年金が支給される事は

 ありませんが、加給年金といって、妻の年金の半額程度が夫の年金に加算されます。

・私学共済

 一般の企業は50過ぎに退職し、教育機関に転職しています。

 したがって、厚生年金と、私学共済両方から年金が支給されます。

 ただ、総額でみると決して多くなるわけではありません。

 多分、ずっと企業を勤め上げた方が、金額は積みあがっていたと思います。

・その他の収入

 収入というより、貯金の取り崩しと言った方が適切かと思いますが、

 企業に在籍中、若い時から財形貯蓄(当時の名称)を、毎月積み立てていました。

 これが、60歳を過ぎた時から自動的に支給されています。

 もう一つ、企業を退職した時の退職金を一時払いで受け取らず、年金支給と

 したため、これも60歳から支給されていました。

・総収入の変化

 上記の副収入があるため、平均の年金額を少し上回る金額が、振り込まれます。

 このため、大きく収入ダウンするショックを多少和らげています。

 ただ、それぞれ、10年、15年と支給年限が限られていますので、

 5年後、私が70歳の時さらに、15年後75歳で、収入がさらに

 1段、2段下がる形になります。

 支出を、今の形で固定すると、5年後、10年後に苦労する事が

 予測できます。

単純に考えると、収入が減るのだから、支出を減らすしかありません。

支出は、どの程度減るのか、生活はやっていけるのか。

次回は、この点を考えます。

  

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年収の変化